MRC矯正治療

2015年10月31日 土曜日

転ばぬ先の杖?

予防って、転ばぬ先の杖だと思うのです。

そのまま何もしなければ、
転んでしまうだろうことを予想して、
転ばないように杖をつく、ということですが、

その杖の長さや大きさ、使い方は、
その人に合ったものでないといけません。


あの人にピッタリのものでも、自分にとってピッタリとは限りません。

だから、杖を選ぶためには、
自分の体や運動機能などをよくわかっておく必要があります。

もしかしたら、人によっては、杖なんて必要なくて、
逆に杖が邪魔になって、かえって面倒になるかもしれません。



むし歯にしても歯周病にしても、不正咬合にしても、
それらを予防しようと思ったら、
まずは自分自身の現状を知ることからはじめましょう。


自分にとって、どんなことをおこなえば予防できるのか。
本当に必要な事を、正しく見極めることが大切です。

もちろん、私たちプロの歯科医療従事者として、
その方に合った方法を、知識と技術でサポートしていきます。



今私たちがすすめている、MRC矯正はまさにそう!

口腔内のみならず、顔・全身・生活習慣・癖などから、
何をどうすれば、どうなるかを見極めて、改善していきます。


そして将来、歯を抜かなくてもいいように。
ブラケット(ワイヤー)をつけなくてもいいように。
リテーナー(保定装置)をつけなくてもいいように。

子どもの頃から、その原因を改善させることで、
将来、一般的な矯正治療をしなくてすむというのが、
このMRC矯正の一番の魅力であり、
ある意味予防だと思うのです。


さらに言えば、MRC矯正さえ必要がないように、
もっと幼い頃からの取り組みとして、
遊びやゲームを通して口腔機能を育成したり、

もっとさかのぼれば、
離乳食やミルクを飲んでいる赤ちゃんの頃から、
唇や舌、頬の筋肉や機能を育成したり、

もっともっとさかのぼれば、
お腹の中にいるころの妊娠中のお母さんに対して、
健全に赤ちゃんが育つような生活や体力を身につけたり、


転ばぬ先の杖は、どんどんさかのぼってできることがあるのです。


そして、どんどんさかのぼって、
そうであることが当たり前になってしまえば、
転ばぬ先の杖さえも必要なくなるのではないでしょうか。



私たちは、そんな世界を目指しています。

予防予防、と目くじら立てておこなうものではなく、
自然に過ごしていたら予防できていた、と言えるくらいの日常、
生活の一部、文化になればいいと思っています。


でもまだ、そういう世界は少し先のようなので、
今はもう少し、予防についてもう少しがんばっていこうと思います。

投稿者 医療法人真稜会IDentalClinic | 記事URL

2015年10月28日 水曜日

転んで前歯をぶつけやすい子

10月は、運動会や文化祭などが多く、
身体を動かすことが多いせいか、

「転んで前歯をぶつけちゃった・・・」
「前歯が欠けちゃった・・・」

というお子さんが何人かいました。


大人に比べて子どもの方が、
身体のバランス的に頭が大きいですし、
身体全体を使って動くことが多いので、
転びやすいのは当然ですが、

どうもそれだけではないようにも思います。



転んで前歯をぶつけちゃった子、
よく転んじゃうという子のほとんどが、

・下顎が小さく、後退している
・お口ぽかんと開いてるか、下唇を上の前歯ではさむようにしている
・舌で上の前歯の裏を押しているか、前歯の間に舌をはさんでいる
・まっすぐ立ってみても、左右差が大きい

という共通点が見えてくるのです。


これは、当院に通院しているお子さんの動向であり、
調査しているというほどの母数はないのでなんとも言えませんが、

当院への通院が決まると、まずお口の写真を撮り、
顔写真や全身写真、CT撮影などをおこなうので、
いろいろな情報から見えてくるものがあります。


ぜんそくや鼻炎など、呼吸器に問題のあるお子さんは特に、
まっすぐ立ってね、と言うと、顎が前に出てしまったり、
首だけ前に出るような感じになることが多いです。

それは、きっと舌が下がった状態にあって、
気道をふさがれてせまくなっているため、
呼吸をしやすくするために、顎や首が前に出てしまうのです。

そうなると、より一層身体のバランスが崩れ、
前に倒れやすくなります。


そして、外遊びなどが少なくなってきた現代では、
筋肉のつき方もバランス悪くなっていることがあります。

まっすぐ立つためには、胸を張るというよりも、
背筋を伸ばすという意識で、背筋の力が重要ですが、
胸を張ろうとすると、腰が反ってしまいやすくなります。

まっすぐ立った時に、腰が反ってしまう子も意外に多いです。


そして、足で言うとふくらはぎと、太腿の前部の筋肉が
身体を支えるのに重要な役割を持っています。

ストレッチ板に乗って、
ふくらはぎが伸びる感覚を味わってもらうことがありますが、
大して負荷をかけていないのに、
ふくらはぎが辛いと言う方も多いです。



ただ、姿勢を正しくしましょう、と言っても、
かえってそれが体に負担をかけ、
他の部分に悪い影響を与えることがあるのです。

歯のある頭部は、身体の中で最も上部にあります。


下がゆがめば、上もゆがむのと同じで、
歯並びや咬み合わせを見る時に、
歯だけを見ていても解決しないのは、そういうことです。


私たちは歯を通して、その子の全身を見ています。


単純に、
『転んじゃって、痛かったね。怪我が治って良かったね。』
『前歯が欠けちゃったの、詰め物で治しておくからね』
ということで終わりたくないのです。


全てのことには原因があって、
今起きている現象は、
それらを示してくれているものであると考えます。

MRC矯正は、
歯並びを治す目的で始める方が圧倒的に多いですが、
歯並びに限らず、健全な成長と発育を促し、
悪くする原因を改善していく、素晴らしい治療法です。


ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。
子ども歯並び無料セミナー、随時開催中です。

投稿者 医療法人真稜会IDentalClinic | 記事URL

2015年10月26日 月曜日

チャンスの神様は前髪しかない

「チャンスの神は前髪しかない」という言葉は、
「好機はすぐに捉えなければ、後から捉えることは出来ない」
という意味でよく使われます。


そんなことをよく感じるのは、
子どもの成長と発育に合わせた治療法として、
MRC矯正を取り入れるようになって、


■今、このタイミングで始めたからこそ、良い結果が出た!
という方や、

■もっと早く始めていれば、さらに効果的にできたのに・・
という方、

■あの時、伝えることができていたら、こうならずに済んだのに・・・
という方など、


子どもの成長の早さを考えると、
ほんのわずかなタイミングの差で、
その結果が全然違うということを、まざまざと見せつけられるからです。


定期的継続的にメンテナンスに通っているお子さんでさえ、
前回の来院時と比べると、身長がグッと伸びていたり、
なかなか抜けなかった乳歯が抜けて、永久歯が生えていたり、
クラブ活動などの影響で、体つきも大きくなっていたりと、
その成長の早さに驚かされることもしばしばです。


身体的にも、知識的にも、精神的にも、
今、ここでおこなうのが、ベストなタイミング!という
ゴールデンエイジと呼ばれる年齢があります。




今や、5人中4人は不正咬合(よくない歯並び)と言われ、
美しく健全な噛み合わせや歯並びのお子さんは、
本当にわずかしかいないのが現実です。


そういう状態は、実はお父さんもお母さんも気づいているのです。
本人だって、気にしていないわけではないのです。

でも、周りを見て、「まっ、こんなもんか・・・」と思ってしまうのです。

子どもは大人の鏡です。
周囲の大人が、クチャクチャ音を立てながら食事をしていれば、
子どもも同じことをするでしょう。
それとおんなじで、同じような生活習慣で過ごしていると、
同じような体つきになり、同じような歯並びになってしまうのです。


そして、矯正治療という言葉を聞くと、
「治そうと思ったら、高額な費用が必要なんでしょ」
と、どうしてもその費用のことが先に頭に残ってしまい、
大切な情報をついシャットダウンして、
気づかなかったふりをしてしまうのです。



歯並びや咬み合わせの不具合は、
遺伝的要素が原因となるのは、わずか2%程度。
悪くなってしまう原因のほとんどが、日常の生活習慣に関わること。


歯並びが良くない人の生活習慣と、
歯並びが健全な人の生活習慣を比較すればよくわかります。

歯並びの良い人が、
歯並びのためだけに何かをあきらめたり、
歯並びのためだけに過酷な修行をしているわけではありません。


ただほんのちょっと、
当たり前のことを当たり前におこなっているだけなのです。



その良い習慣や良い癖を身につけるのにもっとも適した年齢。
そのゴールデンエイジと呼ばれる年齢は、
あれこれ迷っている間に、あっという間に通り過ぎてしまいます。


だからこそ、私たちはそこに乗り遅れないように、
ゴールデンエイジと呼ばれる年齢のお子さんにはもちろん、
その予兆が見え隠れしている、もう少し幼いお子さんにも、
必要と思われる方にはすべてMRC矯正についてお伝えしています。


たとえ、お子さんもそのご家族も、
矯正治療について関心を持っていなかったとしても、


後からそれに気づいて
「あの時、気づいていれば」「あの時、こうしていれば」
と後悔しないように。


実際、私たち自身が
「もっと早く、この方法を取り入れていれば、
 あの時のあの子の治療にも生かせたのに・・・。」と
申し訳ない気持ちと後悔の想いが渦巻いているのです。



チャンスの神様は前髪しかありません。
通り過ぎてからそれに気づいても、それを捕まえることは難しいのです。


子ども歯並び無料セミナーとその後の診査・診断は、
そのチャンスの神様の前髪をつかまえるきっかけだと思って、
どうぞお気軽にお越しください。


矯正治療を始めるかどうかは、診査・診断を終えてから
ご家族でじっくり考えて決めていただければ良いのですから。

投稿者 医療法人真稜会IDentalClinic | 記事URL

2015年10月24日 土曜日

身体の成長・発育

私たちがすすめているMRC矯正は、
歯並びの歯そのものを動かそうとしているわけではなく、
歯が並んでいる口腔内やその機能を
健全に成長・発育させることで、
本来あるべき良い歯並びに導くという方法です。


身体のそれぞれの部位によって、
成長のピークが違いますので、
うまくその成長の波に乗るようなアプローチが重要です。


そのためには、どの器官や機能が
いつ頃成長のピークを迎えるかを知らないといけません。


スキャモンの発育曲線というものがあります。


みんなの歯学~スキャモンの発育曲線~より

これは、20歳になった時の成長量を100%とした時、
どの年齢でどれくらいの発育増加率かを示したグラフです。


成長と発育の時期について、
特に頭蓋及び顎骨の成長と発育の様相については
Donald H.Enlowが1975年に著した
"Handbook of Facial Growth"という本に書かれていますが、

脳頭蓋は神経型の成長を示し、
5歳ごろまでに全成長量の85%が出来上がるとされています。

顔面の成長は一般型に属し
5才までに40~45%、10才ごろまでに80% 
20才ごろまでに残りの成長を完了します。


ここで重要なのは、歯並びに関わる顎の部分を含む顔の成長が
幅、高さ、及び深さについて10才ごろまでには
全体の85%から90%の成長を完了してしまうということです。


つまり、その頃までに何らかのアプローチをして、
健全な成長を促していかなければ、
ちょうどその頃生えてくる永久歯が、
きれいに並ばなくなってしまうのです。


だから、私たちはその成長を見極め、
タイミングよく働きかけていかなければなりません。



さらに脳頭蓋部が、5歳の頃までに85%も発育しているとなると、
歯並びの矯正治療がどうこうよりも、
その子自身の成長と発育に大きな影響を与えかねません。


たとえば、より良く成長するためには、
乳児の頃からのおっぱいの飲み方や離乳食の与え方から
気にかける必要があるでしょう。

寝返りや、ずりばい、ハイハイなどの、
赤ちゃんにとっての運動機能も重要です。

また赤ちゃんや乳幼児の抱き方や寝かせ方、
枕の選び方、食事の時の椅子の高さなど、
日常のありとあらゆることが、その子の成長に大きく影響します。



歯並びとは、急にそういう歯並びになったのではなく、
生まれてから成長していくその途中途中で、
小さなきっかけや原因が積み重なって、
大きな結果として表れているのです。


つまり、歯並びはその人の生活習慣や日常の癖、
健康状態などが作り出したもの。


逆を言えば、お口ぽかんで歯並びが悪いというのは、
なんらかの健康被害があるという証拠でもあるのです。


だから、私たちは『歯並び』を通して、
多くの方に訴えかけてはいますが、
歯のことだけのために伝えているのではないのです。


その歯並びをもたらした小さなきっかけや原因が、
他の大きな健康被害の引き金になっていることが多い
ということを知っているから。


それらをいち早く見つける手段が、
実は歯並びに関わることであると、知ってしまったから。


気になる方は、お気軽にご相談ください。
子ども歯並び無料セミナー、随時受付中です。

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2015年10月21日 水曜日

日常の癖を改善し、習慣化するために

お子さん向けの早期矯正治療について、
悪くなってしまう歯並びや咬み合わせの、
その原因に焦点を当て、
原因改善するための治療法として、
MRC(Myofunctional Research Co.)を取り入れています。



歯並びや咬み合わせを悪くしてしまう原因の多くが、
「口呼吸」「唇や舌の良くない癖」「日常の姿勢」ということから、
普段の生活習慣や何気なくしてしまう癖などを見極め、
良い習慣に導くためのトレーニングなどをおこないます。


月に一度の来院と自宅での毎日のトレーニングで、
原則2年間の治療期間となりますが、

そのお子さんの年齢や性格、家族の協力、本人の意思、
そして口腔内の状態などによって、
スムーズに効果的に進む場合と、
なかなか効果があらわれにくい場合とがあります。


特に、最初のうちは
新しい生活習慣を身につける、ということもあり、
毎日続けるということが難しかったり、
つい忘れてしまったりすることがあります。

私たちとしては
お子さんのモチベーションをどう維持するか、
ご家族の方の協力をどう引き出すか、
あの手この手で工夫しています。



とはいえ、今日教わったことを1か月間ずっと記憶して、
その通り続けるというのは、大人でも難しいこと。

今年一年の始まりに掲げた目標や夢、今も継続していますか?
忘れちゃったりしていませんか?


1960年に、アメリカの形成外科医
マクスウェル・モルツ博士が提唱した『21日間説』をご存知でしょうか?
新しい習慣を、まず21日間続けられれば、
それは日常の習慣として身につくものである、というものです。

複雑なものの場合、『66日間』ともいわれています。


このように、最初の数か月間、
習慣として身についてしまえば、後は簡単です。
逆に言えば、最初になかなか身につかなかったものは、
後になってからもなかなか身につかないものです。


だからこそ、私たちがすすめるMRC矯正も、
毎月1回の来院は必要ですが、

それ以上に、モチベーションを維持し、
一緒に課題に取り組んでいくためのフォローアップを用意しました。



MRC矯正を始めて、最初の3か月間は、
他のお子さんと一緒の合同練習で、
主に鼻呼吸と姿勢、唇を閉じることに力を入れて、
楽しくおこなっていますが、

それだけではなく、別の日にフォローアップとして参加できます。



簡単に言うと、補講制度です。


平日の夕方に、いくつかフォローアップコースを設定しており、
他の子と一緒にアクティビティーの確認をしたり、
ひとりではやりづらいトレーニングを一緒におこなったりします。






やり方はわかってるんだけど、どうもうまくいかない、とか、
毎日やってはいるけど、これでいいのかな、とか、
毎日ちゃんとやるように言っているのに、全然やらない!、とか、

お子さんもご家族の方も、
不安や悩みを抱えながら取り組んでいることと思います。


だからこそ、安心してトレーニングをおこない、
しっかり習慣として身につけるためにも、
フォローアップコースへの参加をおすすめします。

フォローアップの日程や内容など、
くわしくは、担当のスタッフがお伝えします。

MRC矯正をやりはじめたけど、ちょっと不安がある方、
MRC矯正をはじめたいけど、ちょっと不安があるという方、
お気軽にご相談ください。

投稿者 医療法人真稜会IDentalClinic | 記事URL

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